不育症・不妊症・未婚生理不順・AIDを専門とする、大阪市中央区の婦人科『カノクリニック・かのクリニック』

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不妊症の治療(原因から治療法を)

治療:体外受精を究極の不妊症治療と考えてはいけません。万人に共通する最高の治療法は存在しません。あくまでも、適応に従った地道な治療が妊娠への結果的に最も早く、そして経済的に安価な方法なのです。仮に漢方薬が適応の卵巣機能不全不妊症に体外受精を行ったとしても、漢方療法より早く妊娠することはありません。 卵ないし黄体機能が不調な卵巣機能不全不妊症の原因から治療法を考えてみましょう。次の三通りが考えられます。

左:下垂体-卵巣機能

◆下垂体からFSH, LHが分泌されない。

原因:妊娠に相応しくない環境(ストレス、情動不安<怒り、恐怖、悲しみ>、病気、ダイエット)

治療:◆クロミフェン製剤(FSH,LH分泌促進) ◆hMG製剤(FSH, LH補給)


◆FSH, LH、卵胞、黄体ホルモンが卵巣や子宮にうまく循環しない。

原因:冷え性、低血圧、脱水

治療:◆漢方製剤(駆お血剤、利水剤)


●左:芍薬/駆お血、鎮痛、鎮痙作用を有する
(当帰芍薬散・加味逍遙散・桂枝茯苓丸の婦人科御三家に配合されている生薬)
◆卵の発育や卵胞、黄体ホルモン生成に必要な原材料やエネルギーが不足している。

原因:ダイエット、偏食、胃腸の不調

治療:◆漢方製剤(健胃剤)


治療としてはまずストレスの解消、防寒、食生活の改善等のライフスタイルの改善を行い、次の段階として薬物療法を行います。クロミフェン(クロミッド)の優先順位が低いのはその子宮内膜菲薄化作用と頸管粘液減少作用のため妊娠率が低いからです。

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