基礎知識>体外受精
体外受精とは?
体外受精 4つの工程
妊娠の判定
なんで妊娠しなかったのか?
なんで妊娠しなかったのか?
リスクとコストが高い体外受精に挑戦したのに、妊娠しなかった、あるいは流産に終わってしまった場合は大変なショックです。しかし、落胆に沈んでしまってはいけません。「なんで妊娠しなかったのか?、なんで流産だったのか?」を反省しないで2回目に挑戦しても同じ結果に終わる可能性が高いのです。 反省は、胚のグレードと、hCGβ値がポイントとなります。胚のグレードはVeeckのグレードが一般的です。1,2,3,4,5の五段階評価されます。1が最も良いグレードです(假野クリニックでは通信簿評価の為に5が最高です)。先の妊娠判定と組み合わせると次のパターンに分けられます。各状況での傾向と対策を考えてみましょう。
以下の胚の評価は一般的なものを採用していまう。(1が一番良い)
★胚のグレードが1か2でhCGβ値が5mIU/ml(胚移植時にhCG注射なし)未満の場合
子宮内膜の厚さ、分泌化(柔らかさ)に問題がある可能性が高いので、次回はそれらに対する対策が必要です。
★胚のグレードが1か2でhCGβ値が5〜10mIU/ml(予後不良)の場合
子宮内膜の問題の可能性が高いが、不育症による胚の免疫的拒絶の可能性も否定できないので各種不育症検査も考慮する。
★胚のグレードが1か2でhCGβ値が10mIU/ml(予後良好)以上の場合
不育症因子による着床障害の可能性が高いのでそれらの検査を行う。
★胚のグレードが4か5でhCGβ値が5mIU/ml未満、あるいは予後不良値の場合
胚の不良が原因の可能性が高い(原因は卵子、精子にある)ので体外受精を繰り返す。特に加齢による卵子の不良の場合は時間が経過するに従って状況は悪化しますので急がなければいけません。
★胚のグレードが4か5でhCGβ値が予後不良値の場合
胚に原因がある可能性が高いが、不育症因子も検討する必要がある。
假野クリニックでは体外受精の経費は他の施設に比べて低水準に設定しています。

